ニューレスプ工法

老朽化した吹付のり面の補修・補強工

NETIS登録番号 QS-110014-V 設計比較対象技術

概要

従来、老朽化した吹付のり面の対策は、既設吹付コンクリートをはつり取り、その後、モルタルやコンクリートにより吹付を行っていました。その方法には、大規模な仮設柵を必要とする、多量の産業廃棄物を排出する、風化した地山の整形が難しいなど幾つもの問題点がありました。

こうした問題を解決したのが、ニューレスプ工法です。

ニューレスプ工法は、既設吹付コンクリートをはつり取ることなく、幾つかの要素技術を組み合わせ、既設吹付のり面を効率的に補強する工法です。

ニューレスプ工法 写真

ニューレスプ工法説明図

特長

  • 既設吹付コンクリートのはつり取り作業、風化した地山の整形作業が不要なため、簡易な防護柵で施工が可能です。
  • 風化した地山の領域に応じて、対策パターンを選定できます。
  • 繊維補強モルタルを吹付けることにより、対策したのり面を高い性能に回復させることができます。

「繊維補強モルタル」

繊維補強モルタル吹付に使用する繊維は、吹付専用に開発した繊維“BCファイバー”を使用します。BCファイバーをモルタルに1vol%混入することにより、高い靭性が発揮され、ひび割れの拡大防止、剥落防止性能が高まります。

繊維補強モルタル 写真

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