無足場アンカー工法

ワイヤー緊張方式で足場仮設を排除、主体工事に直接着工できます。

NETIS登録:CG-090003-VE

無足場アンカー工法写真

機械設置参考例 図

削孔反力対応構造比較

反力の取り方の違いについて

反力の取り方の違いについて 図

フィードモーター、削孔機性能、削孔部重量等を総合して推進力を作り出す

比較項目 足場設置式工法 無足場アンカー工法
①反力対応 削孔機+フィード力+動力部重量 削孔機重量+フィード力+ワイヤー張力
②補助設置 施工能力要求⇒①増大⇒足場増大 施工能力要求⇒①増大⇒反力増強

なぜ小型機(軽い)で大型削孔機(重い)の性能が発揮できるのか?
※削孔に回転・打撃・推進力は必須

要因 ロータリーパーカッション 無足場アンカー工法
①反力の違い 上図のように重量で対応する
実際、動力機械といったいになっている
上図のように緊張力で対応する
②最大削孔長 出力55kwで最大削孔長60m
つまり削孔ロッド40kg/mとして2.4t
性能の引上げモーターが必要
最大削孔長20m(削孔機小型軽量)
つまり削孔ロッド40kg/mとして0.8t
性能の小型軽量引上げモーターが必要
③削孔機構造の違い 回転力⇒油圧、打撃力⇒油圧
大量の油が必要
回転力⇒油圧、打撃力⇒空気
重量の影響なし
結果 重量3tの削孔機 重量0.3tの削孔機

無足場アンカー工法(SDW工法)の特長

①仮設足場不要

ワイヤー緊張方式で施工方法を確立した事により仮設足場の設置行程の排除を可能にしました。

②高所、飛び地、狭小地、急傾斜地、など広い施工対応性

仮設足場不要なのでクレーン常駐も必要なく施工地の制約がありません。
削孔機も軽量でコンパクトの為、高所へも簡易策動やモノレールで容易に運搬できます。

③軽量機での完全二重管施工

どのような土質でも高品質な施工が行えるのは大型機の標準ボーリングマシン削孔のロータリーパーカッション式二重管施工のみです。SDW工法は、軽量のロータリーパーカッションを独自開発した事により高品質の施工を行えます。

④複数台施工で進捗性が増し経済的

仮設足場のように足場強度による制約がないので複数台同時施工が可能です。
それにより工期が短縮でき工事全体のコストダウンになります。

⑤樹間施工で環境保全。併用工も可能で施工効率が向上

木を伐採せず木々の間で削孔出来るので自然環境を破壊しません。
また、仮設足場不要なので搬入路の維持やクレーン撤去待ちによる併用工のロスが発生しません。

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