一般県道老ヶ野古田青山線 令和4年国災第2号道路災害復旧工事

工事名 一般県道老ヶ野古田青山線 令和4年国災第2号道路災害復旧工事
工事場所 三重県津市美杉町八知 地内
発注者 三重県伊賀建設事務所
施工期間 2022年11月16日~2024年2月29日
工事概要 土工 V=1300m3、アンカ‐工 二重管φ90 N=49本、受圧板工 鋼製支圧板 スクエアタイプ  49基、法面保護工 t=5cm A=790m2、鉄筋挿入工 二重管φ90 N=51本、地下水排除工 二重管φ90 L=208m、仮設モノレール 設置・撤去 1.0式

本工事は津市美杉町八知地内で、令和3年の集中豪雨に於いて発生した山斜面崩落災害の対策工事であった。

斜面対策工法として地下水の影響の考慮された事から地下水排除工を行った後、逆巻工法により上部より掘削を行い法枠工F300を施工し、併せて鉄筋挿入工で掘削面の安定化を図り順次下方向に向け掘削を行い最も危険とされた斜面にはグランドアンカ‐工と鋼製支圧板により斜面の安定化を図って施工した工事である。

施工前に地元自治会長、地元役員等関係者に工事説明会を行い、工事の理解を得ました。

被災斜面には立木が繁茂し、また崩れた土塊の中には倒木が埋まり、伐採後は想定外の崩壊面が露出し掘削および倒木除去に想像以上の労力を要したものである。

使用機械、材料を斜面上部に揚げるにおいても当初組まれている方法では安全面と積載荷重に対して困難であった為3tタイプのモノレールを提案した。

その結果安全に施工に係ることが出来、無事に作業を終えることが出来ました。

またモノレール架設においてお借りし、乱した箇所には植栽を行い借地返却を行いました。

施工中は頻繁に工事車両が往来するなか、在所の住民のご協力もあり、無事無事故災害で

無事工事を完成させることが出来ました。

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