| 工事名 | 前深瀬川上流域整備工事 |
|---|---|
| 工事場所 | 三重県伊賀市種生 地内 |
| 発注者 | 独立行政法人 水資源機構 川上ダム建設所 |
| 施工期間 | 2022年6月2日～2023年3月28日 |
| 工事概要 | 稲葉橋右岸整備工 1式、流木処理場整備工 1式、管理用道路整備工 1式、貯水池周辺整備工 1式、仮設工1式（主工種 盛土 V=7900㎥、 コンクリート舗装7000㎡、法面保護工 A=900㎡、排水、擁壁、他1式） |
本工事目的物
1：将来川上ダム湖内に漂着した流木等を仮置きする場所(約3700㎡)を
コンクリート舗装する工事。
2：前深瀬川上流右岸に、多目的広場へ通じる駐車場をコンクリート舗装する工事。
3：前深瀬川上流左岸管理用道路のコンクリート舗装工事。
4：CCTV基礎工事 3ヵ所。伐採工ほか。
施工中注力した点
盛土の品質管理において、複数の箇所からの盛土材を使って締固め管理を
実施、軟弱層はセメント改良して流用し最終処分する土量を極力減らし土量
管理に苦慮しました。
法面整形には、3次元設計によるマシンコントロールのバックホウを採用し、
丁張の省力化、法面・盛土高の整形など測量作業の時間短縮に効果を発揮しま
した。今年冬季は、例年より雪の多い時期でした。コンクリート舗装には寒中
コンクリートの養生により打設量を減らし、打設回数を連続にすることで
品質と工程管理、安全管理を入念に検討することにより、無災害で工期内に
満足する構築物が、完成することができました。