工事名 | 管内一円(大津南郷宇治線)平成30年発生土木災害防止工事(308) |
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工事場所 | 京都府綴喜郡宇治田原町郷之口 地内 |
発注者 | 京都府山城北土木事務所 |
施工期間 | 2019年5月21日~2020年12月31日 |
工事概要 | 土工:(掘削工・残土処理工)V=750m3 法枠工(RT-Ⅲ型)L=1078m 鉄筋挿入工 D19×3000 N=301本 自然斜面補強土工 ユニットネット敷設工 A=1546m2 鉄筋挿入工 D19×5000 N=449本 ポケット式高エネルギ-吸収型落石防護網工 金網・ロープ設置工 A=288m 緩衝装置設置工 N=28組 覆式落石防護網工 A=315m2 ロ-プ掛工 N=2箇所 落石防護柵工 H=4m L=10m モノレ-ル架設・撤去工 N=1式 |
本工事は、京都府綴喜郡宇治田原町郷之口地内に於いて平成30年10月に台風により被災し、その規模は約70m上部より斜面崩壊を起こし法下の道路まで土砂が流出した。今回の施工は崩壊後の不安定な箇所を掘削し、堆積土や倒木を撤去してから法面を安定させるためにユニットネット、簡易法枠(RT-Ⅲ型)に鉄筋挿入工を併用し施工した。
施工範囲外上部の自然斜面には、浮石、転石が多々存在し、施工範囲内の不安定箇所にはロープ掛工、覆式落石防護網工を施工範囲内の法面裾部にポケット式高エネルギ-吸収型落石防護網工を設置する工事であった。
工事箇所は、宵町橋を渡って大津へ抜ける通行車両の多い唯一の道路であり、カーブの連続する道路である事から、通行車両と施工側との公衆災害を防ぐため、安全には留意し信号制御による片側交互通行を行った。施工中は常時交通誘導員を配置し、通行者の誘導、作業箇所の見張を強化し、危険と思われる箇所には仮設で落石対策防止ネットを設置し施工した。掘削にはセーフティークライマー工法、鉄筋挿入工は無足場アンカー工法を採用し、無事故無災害で完成することができた。
タグ:ポケット式高エネルギー吸収型落石防護網工 モノレール架設・撤去工 緩衝装置設置工 自然斜面補強土工 落石防護柵工 覆式落石防護網工 鉄筋挿入工