工事名 | 主要地方道名張曽爾線県単災害防除施設(落石防護網)工事 |
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工事場所 | 三重県名張市中知山地内 |
発注者 | 三重県伊賀建設事務所 |
施工期間 | 2009年8月24日〜2009年12月11日 |
工事概要 | カーテンネット工 A=371m2 |
計画概要について
名張曽爾線の落石を防止する為に沢部に、カーテンネット工法を設置する工事です。
カーテンネットについて
カーテンネットとは、落石を受け入れる斜面上に支柱および吊ロープを設置せず、落石の少ない安定した両サイドに堅牢な独特の支柱を設置して吊ロープ及び控えをロープで保持し、落石が支柱や吊ロープに直接衝突せず、弾性体であるカーテン部のみで落石エネルギーを吸収する高エネルギー吸収落石防護工法です。
ポケット式ロックネットと異なり、支柱間隔を大きくとれる構造としていますので、支柱を落石の危険のある斜面や沢部及び不安定な崖すい域を避け、安定した個所に設置することができます。
現場作業について
この現場は、片側交互通行での作業をするが、奈良県曽爾村へ向かう観光客が頻繁に通行する道路で、施工時期がススキや紅葉シーズンと重なる為、早期の工事完成が望まれた。
その為、できるだけ並行作業で行い無事、無災害で工期までに竣工することができた。