主要地方道名張曽爾線 災害対策推進(落石対策)工事(その2)

工事名 平成23年度 国補災防・推進 第1-分0002号 主要地方道名張曽爾線 災害対策推進(落石対策)工事(その2)
工事場所
発注者 三重県伊賀建設事務所
施工期間 2012年1月26日〜2013年2月28日(竣工:2012年12月26日)
工事概要
  • ロープネット工 A=4487m2(3工区)
  • ロープ掛工 N=3箇所
  • 岩接着工 V=2877ℓ
  • 高エネルギー吸収落石防止網工(ネットワン工法)A=1500m2
  • 仮設防護柵工 L=60m
  • モノレール設置工 N=1式(500kg級)

工事箇所は、三重県名張市と奈良県曽爾村を結ぶ県道81号線の落石対策工事である。県道81号線は、柱状節理が発達し頻繁に落石が発生している路線であるため、落石の発生源対策及び待受け対策を実施。
ロープネット工現場作業への進入は、先ずモノレールで10分程度ゆられ登山し、その後50mの岩壁を親綱本で人力にて登山するとようやく作業場に到着する。頂上付近で作業をしていたため、道路上からは作業状況を確認することができなく、アンカーの削孔音だけが山に響いてる日々が約3ヵ月間つづいた。
高エネルギー吸収落石防止網工施工時は、現道を使用しての作業となり、他工区を合わせると約800mもの片側規制を行っていながらの作業となり、近隣住民の方々には大変なご協力を、お願いしての作業となりました。

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